コンプレッサー(黒モーター)・モーターのリサイクル
エアコンや冷蔵庫に使用されているコンプレッサー(黒モーター)やモーター類は、バーゼル条約等により輸出を禁止されており、不要になった場合、原則、解体処理が行われますが、現在の一般的な方法ではすべての種類を完全に解体するのは難しい状況にあります。
弊社では40年余りの経験を生かしながら、コンプレッサー解体装置の開発・運用を行い、独自の方法で小型や業務用大型など様々な種類のコンプレッサー等に対応し、資源の再利用率の向上・輸出禁止品目の国内での適正リサイクルを、環境面にも配慮しながら目指しています。
リサイクルの流れ
-
前処理
コンプレッサー(黒モーター)内の油やアキュムレータ等を取り除きます。
-
切断
廃棄コンプレッサーは様々な種類が混在しています。自動機械ではすべてに対応するのが難しい為、弊社では長年の経験に基づき、コンプレッサー本体を回転させながらプラズマにより切断します。
-
解体
切断終了後、さらに油を抜き、手作業によりステータを取り出します。
この際、ネオジムやアルミ等の素材も確認し取り出します。 -
銅線抜き
ステータ部分を独自の装置にて鉄と銅に分離します。